HOME ＞ 痛くない治療への取り組み
よ～く思い出してください。
歯医者さんで怖いといえば、歯を削ることだけでしたか？
歯石取り、風や水をかけられたり、歯をトントンと叩かれるだけでも痛いと思いませんでしたか？
最新治療で歯を削った痛みはだいぶ抑えられてきています。
でもそれだけで十分でしょうか？
（1）安心して治療に望む為に
歯医者さんって行きたくないですよね。
痛いのはもちろん、あの独特の雰囲気だけで、痛くなくても痛いように感じてしまいます。
すぐに診療台に寝かされて、『今日はどうされましたか？』『痛みはありませんか？』と聞かれていたと思います。しかし、そう聞かれてもまな板の鯉状態でほとんど会話になりませんよね。
そうです、なにをされるのかわからないことが一番、恐怖心につながります。
痛くない治療の為にはまず少しでもあなたの緊張をほぐしてあげることが私たちの最初の仕事です。
すまいる総合歯科クリニックでは、まずあなたをカウンセリングルームにご案内します。
ここでは初診担当者とリラックスした気分でお話をすることができます。
是非、あなたの現在の思い、希望、悩みをどんどんお聞かせください。
私たちはあなたが緊張されていることを存じています。
少しでもあなたのその緊張をほぐすことができるよう対応させていただきます。
そのあと、基本的な検査（デジタルレントゲン、歯周病検査など）を行ないます。
検査もおわり、ここでいよいよ先生の登場です。
カウンセリング、検査の結果から診断を行ないます。
ここですまいる総合歯科クリニックから約束します。
専門用語は絶対に使いません。
あなたに現在のお口の中の状況、病気の原因、
今後の治療方法、を必ず理解できるようにご説明します。
『理由も分からずに削られなくて良かった』と思われると思います。
さて治療が始まりました。
これから歯を削ります。
痛みをなくす為に麻酔を使っているかもしれません。
それでもその時、必ず先生はこう言います。
「もし傷みがあれば必ず手を上げて教えてください。」
「遠慮しないでください。」
これまで痛くても手を上げることを遠慮したことは無いですか？
なかなか痛い治療が終わらなくて我慢したことは無いですか？
もしあるのなら、歯医者さんへの恐怖心はここからきているかもしれませんね。
当院では患者さんの痛みを敏感に感じ取ります。先生をはじめとするスタッフは治療中患者さんの表情を見て、我慢しているか、そうでないかチェックしています。
痛みを感じたときには必ず教えてください。
痛くない治療のためには患者さんとスタッフとのコミュニケーションが一番大事だと思います。心配なこと、わからないこと遠慮なさらずに私たちにお伝えください。
（2）痛くない麻酔のために
表面麻酔を必ず使います。
針をさす場所の歯ぐきの神経を麻痺させて痛みにくくします。
世界で最も細い針を使います。
治療内容によって使い分けますが、原則、最も細い針を使います。
麻酔薬を温めています。
皮膚に冷たい水が触れると痛みのように感じたことがありませんか？
麻酔薬が冷たいと痛みが増します。
電動注射器
麻酔を注入する速度が速すぎると痛みを感じます。
そのため一定の速度で注入することができるようにしています。
すまいる総合歯科クリニックは、なるべく痛くない、削らない歯科治療を目指します。
そのためには歯の予防治療を精一杯行い、虫歯を作らないことが一番大事だと思います。
ただし虫歯ができてしまった場合は治療しなければ、自然には治りません。
特に、歯の中の神経を残すことができるか、できないかの瀬戸際の場合が一番悩ましい場面です。
今回こういうときに力を発揮できる、あたらしい歯科の予防治療技術を導入しました。
（3）歯を（なるべく）削らない治療
ミニマルインターベンション（ＭＩ）の徹底
ＭＩとは簡単に言えば歯を削る量を最小限にとどめ、体へ負担をかけない治療のことです。
これまで奥歯の歯が虫歯になると、銀歯を詰めて治すケースが多くありました。
その場合は銀歯が取れないように、虫歯でない歯の部分も削らなくてはなりませんでした。
近年の修復材料の発達により必要最小限だけ歯を削り、ピンポイントで修復材料を詰めて治すことができるようになりました。
ケースによってはまだまだ銀歯を利用しないといけないこともありますが、できる限りこの考えを基本に取り組んでいます。
